東京地判 退去強制令書発付処分取消等請求事件

退去強制令書発付処分取消請求, 退令, 市民的及び政治的権利に関する国際規約, B規約 裁判所
東京地判平成26年05月30日(PDF)

裁判要旨:
東京入管局長が入管法49条 1項に基づく異議の申出には理由がない旨の裁決をするに当たって、ボリビア人母および本邦で出生した幼年の子らに対し在留特別許可をすべき事情があるとはいえないと判断したことにつき、当該子らについて、(1)当該子らの父は日系 3世であって定住者の在留資格で本邦に在留しているから、当該子らは定住者の資格を取得し得る立場にある、(2)東京入管局長が当該子らと日系 3世父との間の父子関係の確定に関する手続の帰趨を待つことなく拙速に上記判断をしたことは社会通念上著しく妥当性を欠く、また、ボリビア人母について、(3)上の事情を踏まえれば、日系 3世でありかつ当該子らの監護養育に不可欠の存在である母に関する上記判断についても重要な前提を誤ったものとなることなどから社会通念上著しく妥当性を欠くとして、それぞれの判断につき裁量権の範囲を逸脱しまたはこれを濫用した違法があるとした。


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